山野の花シリーズ55 キンミズヒキ、ツリフネソウ・・・INDEX キンミズヒキ、ツリフネソウ、キツリフネ、ヒヨドリバナ |
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![]() 全体に粗い毛が生え、直径1cmほどの黄色の花を穂状にたくさん咲かせる。葉は互生し、5~9枚の小葉からなる。至る所に生え、大きくなると1mにもなる。山野の道端に多いのは、熟した果実が動物や人の衣類に付着して遠くに運ばれるためである。 |
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ツリフネソウ | |||||||
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![]() 葉の脇から花柄を出し、紅紫色の花を数輪つける。花冠は、筒状で先が唇形に裂ける。花の距は、クルクルと丸くなり、ここに蜜があるのでハチが潜り込む。山地の川や沢のほとり、山麓の水辺などに群生する。キツリフネより明るい所に適応し、日当たりの良い所にも進出している。高さは80cmほどになる。 |
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![]() 花が帆掛け船をぶら下げたように見えることからという説と、横から見た花の形を吊るして使う舟形の花器に見立てたという説の二つがある。 |
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▲秋田市河辺戸島大堤の浸透水が沁み出す法尻には、たくさん群生している。(2015年9月7日撮影) | |||||||
キツリフネ | |||||||
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![]() 沢の傍や川のほとり、日陰など、山地の湿り気のある場所に生える。ツリフネソウより暗い場所に適応し、日当たりの良い場所を嫌う。黄色の花を数輪吊り下げる。花の内部には、赤い斑点があり、後ろに突き出た距は下に垂れ下がる。葉は長めの楕円形で、互生し、先は尖らない。 葉の縁には鈍い鋸歯がある。 |
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▲トラマルハナバチが花に頭を突っ込んで蜜を吸う | |||||||
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ヒヨドリバナ | |||||||
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![]() 茎の上部に枝を出し、白から淡い紅色の管状花が集まる花をつける。葉の質は薄く、短い柄がある。茎には短毛がありざらつき、紫色の腺点がある。山野の乾いた草地や道端、林縁、伐採跡地など、至る所に生える。高さは1mほどになるが、大きいものでは2mほどになる。 |
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![]() ヒヨドリの鳴く頃に花が咲き、対生する葉をヒヨドリの翼に見立てて、「鵯花」と書く。 |
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参 考 文 献 | |||||||
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