山野の花シリーズ42 ミヤマトウキ、ヨツバヒヨドリ・・・INDEX ミヤマトウキ、ヨツバヒヨドリ、ノコンギク |
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![]() シシウドやエゾニュウを小型化したように見え、ガッシリした印象を受ける。全草に特有の香気がある。茎や葉を切ったり揉んだりすると強い香りがする。葉は地面に沿って伸び、先が尖っている。茎頂か、分枝した先端に径10cmの複散形花序をつける。花は径3mmの白色の5弁花。亜高山帯から高山帯の岩礫地や渓流沿いの岩上などに生育する。 |
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![]() 単独ではあまり用いないが、頭痛、めまい、生理不順など婦人病の主薬として漢方薬に配合されている。当帰芍薬(しゃくやく)散は、認知症の進行を緩める効果があるといわれている。入浴剤としても冷え性やひび、しもやけに効き目があるといわれている。 |
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ヨツバヒヨドリ | |||||||
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![]() 山地の日当たりの良い草地に生える多年草。茎は分枝せず、葉を3~4枚輪生する。花は、キク科の花らしく筒状花が集まって咲く。筒状花の先は5つに裂け、糸のような花柱(雌しべ)が突き出す。 ![]() |
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ノコンギク | |||||||
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![]() 日本の野ギクを代表するのが本種で、量も多い。生育範囲が広く、道端や道路脇、畑周辺はもちろんのこと、山道や渓流沿いにも普通に見られる。花色は、青紫、紫、稀に白もあり、花には冠毛がある。葉は長めの楕円形で、互い違いに生える。両面に毛があり、ザラザラしている。 |
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草の中に野菊咲くなり一里塚 正岡子規 わが傘の影の中こき野菊かな 杉田久女 八ヶ岳ここに全し野菊折る 木村蕪城 |
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参 考 文 献 | |||||||
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