山嗤う「山遊庭の森」で、子ども達がシイタケの植菌体験
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- 令和6年5月2日(木)に由利本荘市東由利の阿部重助氏の自宅で、地元の保育園児を招いてシイタケの植菌体験が行われました。
- 当日はこの上も無い好天気で、残念ながら山遊庭のハナモモは終わりかけになりましたが、暖かい日差しの中で子ども達が元気に作業しました。
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- えみの森の年長さんが8人と年少さんが2人参加しました。畑山園長さんの話しだと阿部さんの家の近くにあった幼稚園が統合になりえみの森になったそうですが、それでも少子化で園児が減っているそうです。阿部さんの話でも植菌を始めた頃は200人近く集まり、山で千本も植菌したそうですが、年々園児が減って寂しいとのことでした。
- この日は、地域の協力者や園の関係者などを含めて40人近い人が集まりました。阿部さん手づくりの秋田県マスコット「スギッチ」を囲んで記念撮影です。
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阿部さん宅に向かう途中の大森町から見た鳥海山ですが、平鹿地域からみる鳥海山が一番富士山に似ていると思っています。 |
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- 阿部さんのお宅のすぐ近くの道路標識には阿部さん手づくりのしめ縄が下がっていて交通安全を祈念しています。山遊庭の森は阿部さんのお宅の裏山になります。
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- 阿部さんのご自宅と車庫の間のスペースに作業場を作り、穴を開けた原木と植菌用のハンマーです、「前はハンマーだって200本も用意したもんだ」と阿部さん。
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- 終わりかけになりましたが、かえってピンクが濃くなりなかなか風情があります。青空とマッチします。
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- いよいよ園児のお越しです。ワゴン車に乗ってきました。作業場に向かいます。
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- 阿部さんから「気を付けてトンカチを使ってください、地域や保護者の皆さんには暖かく見守ってください」開会のあいさつがありました。
- 畑山園長さんからは「阿部さんのお陰で貴重な体験をさせて貰っている、こういう作業を通じて地域を好きになって欲しい」とお話しがありました。
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- あちこちで「カン!カン!カン!」と乾いた音が響きます。いろいろなイベントで種駒の植菌をみますが、子どもって本当に駒打ちが大好きです。小さいお子さんでもどんどん上達するのが分かります。
- 「山遊庭の森」と「えみの森」の看板が見守ります。
- 老若男女、皆一緒に頑張ります。暑い日だったので水分補給も忘れずに!
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- 地元のケーブルテレビの取材を受ける阿部さん、この日は他にもさきがけ新聞、農協新聞などのマスコミが来ていました、阿部さんの人徳です。
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- なかなか植菌が終わらないなと思っていたら、植菌の終わった木はスタッフが軽トラに運び、小屋からまた原木を補給しているのでした。なんだかんだ100本ほど植菌しました。
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- 植菌が終わり、子ども達はハナモモも下に集まり、シャボン玉飛ばしを始めました。青空に虹色のシャボン玉がキラキラと飛んでおとぎの世界のようです。こういう風景がふるさとにあることをずっと覚えていて自分達が大きくなったら、またおいでね!
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- 小松さんが子どもと話しをしていました、ハナモモの下で仲良し同士が並んでチーズ、自然と笑顔になるね!
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- 最後に阿部さんからあいさつがあり、園児からもお礼の言葉がありました。無事終了して良かった!当初はハナモモの下で昼食だったそうですが、園の八重桜が満開のためそちらでお弁当を広げるそうです。園長さんからは園のサクラがキレイだから見に来て下さいと言われました。
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- 終了後に小屋で反省会をやるというので、阿部さんから「福井さんも入れ!」と言われ、お邪魔しました。集まった4人は小学校からの同級生だそうです。中学校は3クラスあり140人近くいたのに、今は年長さんが8人ということでこの先この地域がどうなるのかと心配していました。
- 阿部さんの奥さんも加わり、話しが弾みました。人生の大先輩方で豊富な話題に感心するやら、びっくりするやら。それにしても80年近いつきあいで、作業を手伝ってくれるとはすごい友情です。
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- 阿部さん宅を後にして、園長さんから言われた園のサクラを観に行くと満開でした。さらに八塩いこいの森に行くと黄桜が満開だと言われていたので、とちらにも行きました。こちらは黄桜と八重のサクラが満開でちょうど黄桜祭りをやっているところでした。春満開!山嗤う
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- ダム湖を一周しました。新緑の八塩山はまさに「山嗤う」、わっはっはと阿部さんの笑い声が聞こえてきそうな良い天気でした!
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