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県民参加の森づくり事業を活用

能代木材産業連合会が木都のしろ「おもしろフェスタ」を開催

秋田県森林ボランティア団体 能代木材産業連合会
  •  令和6年10月26日(土)に能代市河戸川の「木の学校」において、標記フェスタが開催されました。
  •  当日は、天気も良く多くの親子連れが訪れ、それぞれが木のおもちゃで遊んだり、道具を使って木のグッズを工作しました。
  •  ここは工作棟の奧の部屋で、普段は木工教室が行われています。沢山の親子が木工にチャレンジしています。
  •  平成7年度から3年間、私(福井)は、(財)木材加工推進機構に県から派遣され木材高度加工研究所の立ち上げに際し、支援部隊として働きました。その時に能代市からは木の学校のOBで佐藤茂さんという塗装の専門家が機構に来ていて、随分木工の事を教わり、木の学校にも通って加工技術を教えていただきました。もう30年近くなりますが、懐かしい思い出が一杯です。
  •  能代市の工業団地に一角にある「木の学校」の正面です。昔の面影そのままです。
  •  中に入ると木工教室で作った作品やここで作成した木工品が数多く展示されており、さすが木都能代です。見ていて飽きません。
  •  こちらは工作棟の木工ワークショップです。先着順の整理券を発行するということで、開始前から長い列が出来ていました。受付が始まると続々と入場します。
  •  工作棟に入ると直ぐに、ハロウィンで使う、ガーランドとミニチュアハウスを作るコーナーがあります。まず初めにここで入場者がそれぞれで色づけしたりして自分の作品を作ります。
  •  ガーランドに色を付けたり、ミニチュアハウスを組み立てて糊で部材を付けたりと大人も夢中になっています。
  •  ずうっと沢山の方が作業していて、人気抜群でした。
  •  工作室に入るとキーホルダー作成コーナーがあり、優しいおじさんが瓶に入った木片のにおいを嗅いでみよう、木の種類によって違うんだよと説明してくれます。気に入った木片は穴を開けてくれて、ワックスを塗りヒモを通してキーホルダーになります。
  •  木工教室の部屋では、スマイルボックスとロボットボックスの準備が整いました。10時半開幕です。
  •  いよいよメインイベントの工作が始まりました。4つのテーブルが満員になるほどの盛況です。
  •  先日の大館市のイベントでも木工を指導したお二人(上2枚)はもちろん、木の学校の職員の方が丁寧に説明して手伝います。
  •  ほぞを合わせたり、ボンドを塗ったり、金づちで釘をたたいたりと難しい作業が続くので、親御さんも真剣に取り組んでいます。
  •  さあ、いよいよ終盤の釘打ちです、トンカチのへこんだ方で叩いていき、最後は丸い方で釘が木に収まるように打ちます。万力を使ってビッチリとほぞを合わせます。
  •  最後はヒモを通して出来上がりです。
  •  一方、こちらは研修棟2Fの「木のおもちゃ広場」です。入口付近には手づくりパンの出張販売も出ています。買い求めましたが大変美味しいパンでした。
  •  今回の主催者の能代木材産業連合会の佐々木さんです(左)、大館の河田さんと二ツ井宝の森林PJの船山さんも応援で来ています。
  •  大館と能代の木育グループは仲が良いそうで、お互いのイベントにスタッフもろとも参加協力しているそうです。河田さんは元気が復活したそうで、心配していましたがお姿を見て安心しました。
  •  1階の展示室には、世界の木材の標本や材幹標本、住宅部材の説明や木工品が展示されていて勉強になります。ここと木の学校の作品を見ていると楽しくなってきます。
  •  船山さんの持ちネタの木のガチャガチャです。ガチャガチャの中にウサギやネコなどのアクセサリーが入っており、好きな一つを貰えます。ボラティアで参加している能代松陽高校、能代科学技術高校の学生さんから「やってみてください」と言われ、好きなネコが出たのでいただきました。
  •  まさに木都能代に相応しい木づくしの楽しいイベントでした。木育は室内が主体なのでこれからの季節も対応できますね。スタッフの皆さんご苦労様でした。