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県民参加の森づくり事業を活用

湯沢市「森人の会」が冬じまい作業

秋田県森林ボランティア団体 森人の会
  •  令和6年10月20日(日)に湯沢市小野字大清水地区の「雄湯郷(ユートピア)手づくりの森」において森人の会が冬に備え、ウッドデッキとテラスの床板の撤去作業等を実施しました。
  •  朝は、昨日の雨が残っていましたが天気が回復して思ったより暖かくなりました。5月11日に再設置してから5ヶ月ちょっとなので短く感じますがそろそろ雪が降る季節になりました。
  •  入口にあるミズナラの大木には虫取り紙が付けられて、沢山の昆虫が捕まっていました。この木もフラスが出てナラ枯れの恐れがあるため、カシノナガキクイムシを捕まえようとしたのか?
  •  それぞれが道具を持ってウッドデッキに集まります。
  •  まずはウッドデッキ上の落ち葉を掻き出します。秋にはハイイロチョッキリという虫にドングリごと多くの枝葉が落とされましたが、今回は通常の落ち葉です。
  •  まず、ウッドデッキの床板を並べる枕木を設置します、デッキの上では片野会長と樋渡さんが早速ドリルでねじ釘を抜いていきま、白い箱にそれを入れていきます、ちゃんと段取りができています。
  •  釘を抜いたら板を外し、桟木を挟んで板を積んでいく、という作業を入れ替わりながら繰り返していきます。
  •  春の組立では、床板の順番や位置を決めるのに時間がかかりましたが、外すのはどんどん作業が進みます。
  •  時には釘の頭が潰れてドライバーが効かなくなるので、引っ張ったり潰したりと釘の処理も大変です。
  •  板が積み上がり、床板が全部外されました。
  •  板には、ブルーシートを被せて、入念にヒモで結び、雪の重さに負けないように梱包します。
  •  次はテラスの床板を外していきます。会長と樋渡さんがドライバーでねじ釘を抜いて外した板を下で待ち受ける会員に渡していきます。
  •  落伍防止柵を外していた会長が「福井さん、これ何だ?」と言うので、テラスに上がるとミズナラに穴が空いて結構な量のクズが出ていました。フラスでは無いのでカシナガではありませんが、カミキリ虫?でしょうか。よく分かりませんでした。
  •  ウッドデッキと同様に積み上げた床板の上に柵を載せていきます。仕事がシステマチックだなあ!
  •  こちらもブルーシートを被せて、最後にハシゴを乗っけると作業終了です。
  •  次は、我がヤマザクラですが、竹材で支柱にしていましたが、冬用に板材でしっかりした作りにして貰いました、次回には囲いも作ってくれるそうで、本当に良いところに嫁にいきました。2~3年のうちには花見ができるかな?
  •  最後は全員であちこちのホダ場を見て回りましたが、今年はシイタケもナメコもまだ出ておらず、天然のナメコが一個所に出ていました。秋田から来たということで私もお裾分けいただきました。夜の味噌汁はことのほか美味しかったです!
  •  今年の共同作業は今回で終わりということですが、片野会長と樋渡さんで残作業をするそうです。会長からは今年の作業のお礼と来年もよろしくということで締めのあいさつがありました。来年もサクラの様子を見ながら作業に参加したいと思います、1年間ありがとうございました!