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県民参加の森づくり事業を活用

鳥海山にブナを植える会が設立30周年記念植樹

秋田県森林ボランティア団体 鳥海山にブナを植える会
  •  令和6年10月19日(土)ににかほ市象潟町小滝地内の元クリ園において、鳥海山にブナを植える会が設立30周年を記念して植樹会を実施しました。
  •  今年の現地取材は40回を超えましたが、初めての雨模様になりました。とは言っても私はこの植樹会は4回目の参加で晴れたのは1回だけなのでこの時期の鳥海山は晴れる方が珍しいのでしょう。
  •  にかほ市象潟庁舎に集合して、開会式等を行いました。今回はコロナ禍も落ち着いたということで大阪府や埼玉県からも参加者がありました。 
  •  いつもながら立派なにかほ市象潟庁舎が集合場所です。強風のため本部テントが飛ばされそうになるので須田会長の軽トラにロープを縛り付けました。
  •  受付で住所・氏名を記入し、ブナの葉をラミネートした参加記念品と飲料をもらいます。会のスタッフが班長を務める1~5班に分かれて参列します。
  •  相馬事務局長の司会で開会式が始まり、須田会長からは30年で4万7千本のブナを植えたことや今回はコロナ禍以前に参加していた大阪や埼玉の方が参加された事などが紹介されました。
  •  斎藤副会長から今日のスケジュールが説明されました。魁新報の二木記者も取材に訪れていましたが、早速佐々木さんが話しかけています。
  •  皆さんそれぞれ現地に向かいますが、鳥海山ブルーラインから林道に入って行きますが、新たに砂利も追加されており歩きやすくなっていました。
  •  現地はキレイに地拵えされており、ブナの苗木も準備万端です。開会式では強風が吹いていましたが山では風が治まりました。
  •  唐鍬やスコップなどを持って持ち場に行きます。右は埼玉県からお越しの安部さんは小学3年生のお孫さんと一緒です。象潟出身で埼玉県に住んで居られた方に勧められて参加したそうです。ご本人は鳥海山に縁もゆかりも無いそうですが、有りがたいものです。
  •  こちらは大阪府からバイクで来られたという和田さん、昨日の小学校の植樹も手伝ったそうで、古くからの会員なんだそうです。大阪弁でしょっちゅうジョークを飛ばしていましたが、ものすごく働いていました。最後は恐竜に変身してビックリしました。
  •  左は、今回参加者最年長85歳の竹内さん、いつもながら元気一杯です。右はいつでもどこでも頑張っておられる今野さん、今回もエンジン全開です。
  •  東北電力ネットワークの皆さんは連携が見事でどんどん穴を掘っては植えていきます。とにかく作業が早いので自分達の持ち分が終わると他の班の分も植えてくれます。若い方が多くて頼もしい限りです。
  •  一際頑張っている若い女性がいましたが、地域興し協力隊の石井さんでした。30周年記念式典の時の司会をなさった方です。聞けば千葉県出身ということで私と同郷なので話しが弾みました。
  •  須田会長や横山さんも頑張っています。雨は降っていましたが気温が思ったより高いので蒸れて汗をかきました。
  •  斎藤副会長の奥様もフル回転です! 「明日は腰痛いだろうなあ」と聞こえてきました。
  •  埼玉の安部さんも2人で頑張っています。私も8本植えましたが、木や竹の根が交錯しており、苗木も苗畑で愛情を注いだので立派に根が張っており、植え穴を開けるのが大変なので、クタクタになりましたが、全員が頑張って300本を植えきりました!
  •  よくぞ植えた!ブナ達よ、大きくなれ!
  •  最後にモニュメントの前で記念植樹をしますとなった時に突如テラノザウルスが出現しました。
  •  大阪の和田さんでした!昨日の小学校の植樹ではしっぽを切られたとか。サービス精神満点の方でした!
  •  記念植樹は、埼玉の安部さん、最年長の竹内さん、東北電力ネットワーク、テラノザウルス(和田さん)と福井も入れていただき植栽しました。
  •  モニュメントは須田会長の直筆で、急いでいたので表面塗装できなかったそうですが、味のある標柱です。
  •  人生と同じで苦労したほど記憶に残るので、今回の植樹は一生忘れられない作業でしょう!皆さんご苦労さまでした。