本文へスキップ

県民参加の森づくり事業を活用

鳥海山にブナを植える会が今年5回目の育苗作業

秋田県森林ボランティア団体 鳥海山にブナを植える会
  •  令和6年7月27日(土)ににかほ市象潟字栗剥山地内の同会の圃場において定例のブナの育苗作業が行われました。
  •  2日前から降り続いた豪雨により由利地方には大きな被害が出ており、さすがに作業も中止かと思い前夜須田会長に電話したところ「山の方はたいした被害は無い苗圃も大丈夫だ、かえって海に近い方が被害を受けているので判らないもんだな」ということで参加することにしました。
  •  しかし、日沿道は大雨被害により本荘IC~金浦ICまでが不通となっており下道を行きましたが、高速に乗れない車が一般道に集まり、特に帰りは本荘市内はかなりの渋滞になっていました。
  •  この日の鳥海山はどんよりした雲に覆われて姿が見えません。参加者は今まで最少の8人でした。さすがに水害の影響で女性の参加者はありませんでした。由利本荘市の中でも東由利の被害が大きかったようです。大曲から参加の小泉さんはまた7月中旬に鳥海山に登ったそうで、すごい行動力です。
  •  車道脇や駐車スペースはキレイに除草されていたので聞くと前日の雨の中、今野さんが刈り払いしたそうです。この日は参加されていませんでしたが、本当に頭が下がります。
  •  県内至る所でノラニンジンという外来種が猛繁殖しています。ここでもそこら中で花を咲かせていますが、秋田市内でもかなし繁殖しています。今までこんなに生えていたかな?と改めてびっくりします。
  •  一見園芸種のオルレアに似ていますが、花に品格がありません、とにかくすごい繁殖力です。前にも書きましたが、クズ、オオハンゴンソウ、セイタカアワダチソウも何とかならないでしょうか?
  •  今回は現地到着まで時間がかかったので、皆さん既に作業中でした。以前トラクターで雑草退治したところは、雑草がかなり回復しています。
  •  機械化部隊は今野さんがいませんが、会長も頑張っています。その他の皆さんも蒸し暑い中黙々と頑張っています。それにしても皆さん良く働きます。
  •  圃場を囲むフェンスにはまだクズが絡みついています、これを見ると私は「ようしやってやるぞ!」と燃えてきます!
  •  この時期のクズには羽虫やらアリやら色んな虫が付いていますが、気にしないで除去していたので、家に帰ってから確認すると右足3個所が赤く膨らんでおり、未だに痒みも消えず毒虫に刺されたようです。一週間様子を見ていましたが、ツツガムシでは無かったので安心しました。
  •  1回目の休憩です。とにかく蒸し暑い日なので皆さん汗だくです。佐々木さんがいつも会場をセットしてくれますが、この日は絶好調で話しが次々と広がって行きました。
  •  今回は大雨の影響で女性陣の参加が無く、いつものもぐもぐタイムができないのが残念ですが、大雨被害の方は大丈夫だったのでしょうか?
  •  須田会長からは9月7日の講演会のポスターとチラシができたのでお披露目がありました。当サポートセンターでもHPのイベントカレンダーの欄でチラシを掲載していますのでご一読の上ご参加ください。
  •  ところで苗圃のブナ苗ですが、日照りが続いた後は雨続きだったせいか、急に大きくなったようです。今年は害虫もあまり見えず順調に育っています。目立った害虫も見当たらず一安心です。
  •  休憩後も作業は続きます。一心不乱に作業します!
  •  少数精鋭?の頑張りですっかりキレイになりました。会長はフェンスの外回りも刈り払いしています。私も外に回りこんでクズを退治しました。
  •  2度目の休憩時に大粒の雨が落ちてきたので、イスにしている箱や板を片付け、立ち話ししながら名簿の記入等を行いました。
  •  今回もスッキリしました。トラクターで耕したところはまた後で機械で耕すそうです。私は来月は大曲の花火のため参加できませんが、9月の30周年記念事業には是非参加してその様子を報告します。